ついにチェコ入国!


 お待たせしました。やっと,ここからがチェコです。でも,相変わらず写真より文章の方が多いみたい(^^ヾ


 9/4 ついにチェコに入国した。Chebでの入国手続も難なく済み,後はプラハに着くのを待つだけである。プラハには駅が2つあり,この列車はPraha Hlavniの方へ着く,到着予定は16:40であるが,ほぼ定刻通りに到着する。
 ここからは,予め予約しておいたホテルへ移動するだけであるが,意外とHlavniからは遠いようで地下鉄で移動しなければならない。
 プラハの地下鉄は3つしかなく,1回1時間有効のチケットが6kcで,自動販売機かキオスクのようなところで買うことができる。キセルで捕まるのはいやなので,取りあえず4つばかり買っておいた。この自動販売機はお釣りが出ないので,お金を入れる際には小銭を用意しておかないといけない。

 プラハの地下鉄は,こう言っては悪いのだが,かなりボロイしトイレ臭かった。停車駅でも扉の開かない所があり,日常的なのか誰もあわてたりしない。
 そんなこんなで目的の駅に着く,一駅の間隔が非常に短いのであっと言う間だ。

 泊まったホテルは割と小さな所だったが,地元ではかなり高級な部類のホテルに入るようで,フロントにはコンピュータが入っており,小綺麗だった。

 わりともう日暮れ近いのだが,折角来たのでその辺をブラブラすることにした。

・・・といっても,右も左も分からないので,取りあえず大きな通りに出て地図を見ながら行ったり来たりする。チェコの人は大変親切なようで,道路で地図なんか見てると,車を止めてでも「どこ行くんだい?」って声をかけてくれるのである。どの町でもそうだった。プラハでは,大概英語で声をかけてくれるのでこちらも大助かりである。

 小さな店で少し買い物をしてみた。全然こちらの物価が分からないので,チップの額をどうしたものか考えあぐねいていたことも関係している。
 1リットルのコーラが17kc。1kcが約4円だったので,80円弱である。18kc出したがお釣りはくれなかった。チェコは何処でもそうだったが,個人商店や市場では,近い金額をだすと,お釣りをくれない(デパートではきちんとくれる)。お釣りが欲しいときは,お札などの大きな金額で払わないとチップにされてしまうようだ。もっとも「お釣りください!」ってチェコ語が話せれば問題はないのだろうが・・・。


 チェコ2日目。私はいきなりプラハを離れる事にした。プラハの次に大きい(・・・はず)ブルノへ行きたかったのだが,数日後にはブルノで見本市があるため,ホテルが高くなる前に行ってしまおうと思ったからである。

 ブルノへは,Praha HlavniからではなくてPraha Holesovice(チェコ語の記号は省略している)からも電車が出る。トーマスクックの時刻表を見ると交互に出ているようだ。Praha Holesoviceには,地下鉄のB線とC線を乗り継いで行かなければならない。
 Praha Hlavniと違ってわりと何もない駅である。ホームは写真のようになーんにもない。切符を買うところの近くにちょっとした売店が何件かあるだけである。
 ここのホームには珍しく飲み水マークのある水道がある。ちょっと飲む勇気は無かったけど・・・。(^^ヾ
 さて,英語すら自信の無い私は,筆談で切符を買うのであるが,なぜかチェコでは学割がきかない。切符売り場ではIDカードはだめだと言われてしまった。もっともブルノまでは140kcだったので,日本円でも600円弱だが・・・。これで2〜300km移動できるのなら安いというべきか?!

 たまたまブルノ行きの電車はオーストリア車両になった。全体的にチェコ車両はボロボロで,トイレなんかも便座が壊れたものが多かったが,このオーストリア車両は写真のようにとても綺麗だった,これでも2等である。もっともチェコの田園風景の中を,ちょっと古いチェコ車両でゴトゴト行く方が僕の好みではあるが・・・。
 車窓から見るチェコの風景は,見晴らす限り写真の様な風景が続きとても気持ちがいい。空なんか,子供の頃に見た空のようにとても懐かしい青い色をしている。いい感じ,いい感じ。

 

 ・・・などと思っているのも最初のうちだけだった(^_^;)。ブルノに着くまでおよそ3時間,誇張ではなく本当にずーっとこの様な風景が続くので少し飽きてしまう。
 着くまでの間はガイドブックをめくりながら時間をつぶすのである。

見たかーないけど,しょうがないから次へ進んであげる。

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