プラハ その2


 プラハ城に到着。門をくぐって中を進むと,とても大きな教会がある。左の写真は,写真二枚をくっつけたものです。

 「そう言えば,日本のように天守閣みたいなのはないのかなー?一体どこに人が住んでいたんだろ?」等と思いをはせながら,取りあえず教会の中に入っていくのである。
 中にはすごい数の観光客。僕は元々人が多いところは余り得意でないので,入ってしばらく取り残されたようにボーっとしていました。なんとかその場の雰囲気にも慣れ,早速あちこち見て回るのである。ここは確かに教会のはずなのだが,礼拝している人はほとんどいない。居たのはカメラを持った観光客ばかりである。
 ブルノで敬虔なキリスト教徒達がいる教会を見てきた僕は,「うーん・・・ここってやっぱり,もう使われてないのかな〜。」なんて思ったりしちゃう。でも,神父さんの様な人はウロウロしているし,よーく見ればチラホラ拝んでいる人もいるので,どうやら教会としての機能も果たしているらしいなどど勝手に想像してみたりした。

 


 ここで特筆すべきは全ての窓にはめ込まれたステンドグラスである。是非天気のいい時に,ここに行くことをお薦めする。でも,僕の時は曇りだったけど,それでもかなり綺麗だった。写真は左を見てください。このステンドグラスは,かなりの枚数がはめ込まれており,当然の事ながら図柄はみんな違うので,これだけでも十分楽しむことができる。写真ではどう思われるか分からないが,このステンドグラスはかなりの大きさがある。

 さて,教会の入り口を入ると,右手に階段を上って行くところがあり,教会の一番高いところに出ることができる。
 どのガイドブックにも書いてあるが,ここの階段は非常に狭くて長い。幅は,せいぜい1mあるかないかという所だろう。
 大きな鞄を持っている,あるいは,背負っている人は当然昇れないので,ここに来るときにはホテル等に荷物を置いて来た方がいい。荷物預かり所があったかどうか記憶にない。(ある
というメールをいただきました)

 長い階段といわれると数えたくなるもので,「おーし,絶対数えてやる!」と小学生のように張り切って昇るのである。
 結果は,数え間違いをしていなければ,階段は285段ある。
 体感的にはひたすら5分〜10分昇りっぱなしという感じだ。でも,数えながら昇ると気が紛れて良いかも知れない。
 しかし,ここの展望台(みたいなところ)は是非昇ってみよう。ここからの眺めはとても絶景で,苦労して昇っただけの見返りはあると思う。でも,天気の良いときにしようね。(^^ヾ
 階段を昇り,景色を堪能した僕は,また同じ階段をテクテク降りて行くのである。今まで狭い通路のような階段の中に居たせいか,教会の広い場所に来ると解放されたような気になってしまって,いままでとっていた帽子を被って歩き出してしまうのである。
 当然,教会内は帽子禁止なので,警備員というか,教会の人に怒られてしまった。(^_^;)皆さんは気を付けましょうね。

書き口調が変わってきたんでは?と,疑問を抱きつつ次へすすむ。

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